「うわぁ、」の後に続く言葉 vol.157

  • 2017.08.05 Saturday
  • 23:43

JUGEMテーマ:エッセイ

 

日常を生きていると時々、

「うわぁ、」と思うことがある。

たとえば、

 

「うわぁ、このお花、とってもキレイ。」

とか、

「うわぁ、今日はなんて良いお天気なんだろう。」

というふうに。

 

人は何かに心を動かされるとつい、

「うわぁ、」という言葉が出てしまうものらしい。

 

けれどそれは良い時ばかりとは限らない。

 

「うわぁ、この虫キモイ!」

とか、

「うわぁ、アイツ最悪!」

というふうに、嫌な場合にもつい出る言葉だ。

 

そして「うわぁ、」に続く言葉に着目してみると、

その人の人となりが見えてくるからオモシロい。

 

たとえば、「うわぁ、」の後に感嘆の言葉が続きやすい人は、

大らかで優しい人が多く、

「うわぁ、」の後に嘲笑や怒りの言葉が多い人は、

他人のことばかり気にしている人が少なくない。

 

「感嘆」と「嘲笑」、

どっちに反応してしまうのかは、

一体何で決まるのだろう・・・。

 

 

感情とは心の作用のようでいて、

実は脳の偏桃体という部分が決断していることなのだ。

生きる為、身を守るために、

目の前の事象をわずか0.04秒で偏桃体が評価し、

それが体に伝わったものが感情だ。

 

だから正確に言うと、

「うわぁ、」の後に続く言葉は、

心が動かされた結果ではなく、

偏桃体が出した指令に従った言葉なのである。

 

ということは、

ポジティブに物事を捉える人の脳は、

その方が生存しやすいと判断し、

何でもネガティブに捉える人の脳は、

その方が身を守れると判断していることになる。

 

その判断基準は何かと考えてみたら、

「知識」と「経験」しかないではないか。

それをデータベースにして偏桃体が最善を探るのだ。

つまりポジティブな人はポジティブな経験から、

ネガティブな人はネガティブな経験から学習して、

人生の歩む方向を決めていると言えるのだ。

 

これこそが「うわぁ、」だ。

どちらの経験も連鎖し続けるのなら、

私は断然ポジティブの方がいい。

最悪な状況を想定して身を守ったところで、

それ以上良くなることはないだろうし、

最善の状況を想定してチャレンジする方が、

よっぽどワクワクして楽しそうだから。

 

「うわぁ、雨が降ったおかげで涼しくなったね。」

「うわぁ、雨のせいでジメジメしていやだねぇ。」

 

どっちも同じ雨に対する「うわぁ、」である。

その時の状況にもよるだろうけれど、

世の中には好きなものやかわいいと思うもの、

ありがとうが溢れている方がいい。

 

世の中には実際に、

美しいものやかわいいもの、

奇跡のような優しさが溢れているのだから。

 

「うわぁ、」の後に続く言葉は、

さり気なく自分の未来を引き寄せている気がするのだ。

 

 

 

・・・つづく・・・

 

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