自分を生きる vol.182

  • 2018.01.28 Sunday
  • 01:42

JUGEMテーマ:エッセイ

 

私はもうずいぶん前に離婚をし、

今は独身だ。

前夫のことが大嫌いだったわけではなく、

恐らく私には結婚というスタイルが、

まるで向いていなかったのだと思う。

 

結婚した途端に義父母や前夫の親戚から、

 

「こどもはまだなの?」

 

と言われる度に、

私は窮屈さを感じていた。

それまで子供が欲しいと思ったことがなかった私は、

どうやら結婚の意味をはき違えていたようだ。

 

私にとっての結婚は、

愛する人と共に人生を歩み、

互いを高め合うということであり、

子供のことはその流れの中で、

自然にたどり着く答えのようなものだと思っていた。

だからまずは出産しなさいと言われても、

私にはどうしてもピンと来なかった。

子供を産まなければ一人前じゃないと言われても、

私の心には何も響かなかった。

 

そんな私が当時何度も思ったことは、

もしも欲しくても子供ができない体だとしたら、

この人たちは何と言って詫びるのだろうと。

本人たちにとってなんてことはない一言でも、

言われた方は一生引きずる場合だってあるのだ。

 

たとえ世間でまかり通っていることでも、

それを誰にでも押し付ける必要はなくて、

そもそも世間でまかり通っていること自体が、

絶対に正しいとも限らない。

 

結婚も出産もしたい人がすればいいし、

結婚も出産もしないという選択もある。

結婚に息苦しさを感じるなら

離婚して自由になればいいし、

結婚生活が充実しているならば、

それを大切にすればいい。

 

自分の意思で自分を生きてこそ、

それが最高の人生となるのだ。

 

「結婚はしないの?」

 

「こどもはまだなの?」

 

「この先どうやって生きていくの?」

 

本当に幸せな人は、

他人にそういうことは言わない。

満たされている人は相手の満ちている部分を

見ようとするものだから。

 

 

結局前夫との結婚生活は

6年で卒業して今に至っているけれど、

私は断トツ今の自分の方が大好きだ。

自分の意思で自分の人生を精一杯に生きているからだ。

その姿はなんだか健気でとても愛しくなる。

 

そしてそう感じるようになってから、

私の中には寂しさがない。

自分自身としっかり繋がったことで、

心は完全に満たされたようなのだ。

 

 

さて、心が満タンになったところで、

そろそろ次の幕を開けるとしようか。

人生という舞台で唯一無二の私を、

ワクワクしながら演じ切るために。

 

人生は思っているほどそう長くはないものだから。

 

 

 

・・・つづく・・・

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>

 

selected entries

categories

archives

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM