オリンピックがもうすぐ終わる vol.186

  • 2018.02.25 Sunday
  • 04:09

JUGEMテーマ:エッセイ

 

2月9日に開幕した平昌オリンピックが

まもなく終わりを迎えようとしている。

 

私は夏季、冬季いずれのオリンピックも大好きだ。

国や考え方が違っても、

スポーツを通して世界が一つになっていく感じが

たまらなく好きなのだ。

だからオリンピック開幕が違づいてくると、

私は毎度ソワソワしてしまう。

 

ところが今回のオリンピックに限っては、

開幕直前にシラケてしまった。

北朝鮮が急遽参加を表明してみたり、

開会式のために集まったはずの各国首脳クラスが、

政治的な匂いをプンプンさせて会談していたからだ。

 

いつもなら食い入るように見つめる開幕セレモニーは、

録画後にサラサラっとかいつまみ、

本格的に競技が始まってからも、

ニュースで結果をちょこちょこっと見てお終いにしていた。

 

そんな私の心に火をつけたのが、

大会4日目に初めて日本にメダル(銅)をもたらした、

フリースタイルスキー男子モーグルの原大智選手だ。

競技後のインタビューで

「楽しかった」を連発する姿を見ているうちに、

世界のトップリーダーたちの思惑なんてどうでもよくなり、

そもそもいかなる権力をもってしても、

この感動に便乗することなどできないということに気づいたからだ。

 

その後の日本人選手の活躍は目覚ましく、

特にフィギュアスケート男子シングル

羽生結弦選手の大会2連覇は圧巻だった。

オリンピックの3カ月前に右足に大怪我を負い、

2カ月半もリンクから離れていたのに、

そのことを忘れてしまうほど彼の演技は完璧だった。

 

更にはスピードスケートの小平奈緒選手、高木美帆選手、

スキージャンプの高梨沙羅選手、

フィギュアスケートの宇野昌磨選手、

宮原知子選手、坂本花織選手たち、

出場したすべての選手が本当に素晴らしかった。

最後の最後には高木奈那選手が

新種目のマススタートで金メダルを、

カーリング女子がオリンピックで初のメダル(銅)を獲得し、

日本中を沸かせてくれた。

 

この日のために来る日も来る日も

苦しい練習を積み重ねてきた彼らのことを、

私は心から尊敬する。

何度つまづいても挑み続けてきたその姿勢は、

私たちにたくさんのことを教えてくれ、

忘れかけていた大切なことを思い出させてくれた。

 

夢は叶うよ。やればできるよ。

 

こんなにシンプルな人生の教訓を、

若きアスリートたちは体を張って示してくれたのだ。

そんな彼らに私はありったけの賛辞を贈りたい。

 

17日間灯り続けたオリンピックの灯は

まもなく消えてしまうけれど、

選手一人一人の輝きは、

これから先もずっとずっと私たちの心に灯り続けるだろう。

 

選手にとって人生そのものだったオリンピックがもうすぐ終わる。

数えきれないほどたくさんの感動を、

本当に本当にありがとう。

 

 

・・・つづく・・・

 

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