お年玉の本当の意味 vol.49

  • 2016.12.30 Friday
  • 00:09

JUGEMテーマ:エッセイ

 

「もうすぐお年玉がもらえる!」

 

きっとたくさんの子供たちが、ワクワク、ドキドキしながら、

お正月を楽しみにしていることだろう。

 

「今年は全部でいくらもらえるかなぁ。」

「お年玉でどのゲームを買おうかなぁ。」

 

キラキラ輝く子供たちの心の声が、聞こえる。聞こえる。

私もお年玉がもらえるお正月が大好きだった。

  

 

今はお年玉といえば現金でもらうものだけれど、

実はお年玉とは本来「お餅」のことだったのだ。

家長が家族に「餅玉」を分け与えることが、

現在のお年玉のルーツなのだ。

 

そもそもお正月とは新年の神様である「年神様」を、

家に迎え、もてなし、見送るための行事であり、

「鏡餅」とは、年神様の依り代(よりしろ)なのである。

神社で言うところの御神体である。

 

鏡餅大小2段は「月」と「太陽」、「陰」と「陽」を表し、

円満に年を重ねるという意味が込められている。
 

昔は年神様が新しい年の幸福と恵みとともに、

魂を分けて下さると考えられていた。

そこで年神様の「御魂」(みたま)である鏡餅の餅玉を、

新年の魂「年魂」(としだま)として、

家長が家族に分け与えたのが始まりなのである。
そうすることで一年分の力を授かるという意味があったのだ。

 

そして餅玉を食べるための料理が「お雑煮」で、

食べることによって年魂を体に取り込んでいたのだ。

 

子供のころから当たり前のように食べていたお雑煮に、

そのような深い意味があったことに驚く。

 

日本のしきたりはすべてに深い意味があって、

すべてが神様へ通じている。

そういう一つ一つを知る度に、

私は日本のことがますます好きになるのだ。

 

今後日本がどんなにグローバル化しても、

年末年始の空気感はこれからもずっと変わらないだろう。

 

たとえおせち料理をデパートで購入しても、

たとえ年越しそばをカップ麺で済ませたとしても、

「おせち料理」と「年越しそば」は決してなくならない。

なぜならそれが私たちのDNAであり、心の故郷だからだ。

 

あともう少しで今の年が幕を閉じるけれど、

無事に過ごすことができたこの年に、心からの感謝をしよう。

今年の元旦に頂いた「年魂」のおかげで、

どうにか一年を無事に生きることができたのだから。

 

神様が分けて下さる年魂を、これからも毎日ちゃんと磨いて、

神様の愛に応えていこう。神様の愛を歌っていこう。

 

あともう少しで新しい年が幕を開ける。

 

 

 

・・・つづく・・・

 

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