ミッフィーのお父さん vol.99

  • 2017.02.20 Monday
  • 01:34

JUGEMテーマ:エッセイ

 

ミッフィーのお父さんが亡くなってしまった。

ミッフィーを生んでくれたお父さん。

ディック・ブルーナ氏、享年89歳。

 

 

時間が経てば経つほど、その現実に寂しさが深くなる。

ミッフィーのお父さんの笑顔があまりにも素敵だから。

ミッフィーのお父さんの笑顔がまるで永遠のようだから。

 

私は毎年ミッフィーの手帳を使っている。もうずっとずっと前から。

ミッフィーの顔と色使いに惹かれて買っているうちに、

ミッフィーは私の手帳になった。ミッフィーだけが私の手帳になった。

 

手帳の中のどのミッフィーも、全部私を見てくれている。

ミッフィーとその仲間たちは、

みんな真正面から私を見てくれている。

 

そのシンプルな表情に、

私は時々いたずら書きをしていた。

ミッフィーの両頬にぐるぐると渦巻きを足したり、

ミッフィーの耳に、耳の穴を追加してみたり、

ミッフィーのつぶらな瞳の上に、半月の眉毛をのせてみたり。

 

昨日ニュースを見ていたら、

ミッフィーのお父さんには、こだわりが一つあることが分かった。

それはミッフィーやその仲間たちの顔を、必ず正面から書くということ。

たとえ横向きのシーンでも、顔だけは真正面から書くということ。

 

理由は、どんな時でも子供たちを真正面から受け止めるため。

 

ミッフィーのお父さんは、本を読んでくれる子供たちのことを、

いつも一番に考えていたのだ。

 

子供にでも書けそうなシンプルなミッフィーは、

子供たちが自由に想像を膨らませられるようにとのことだった。

表情の少ないミッフィーに表情をのせるのは、

ミッフィーを見たり読んだりしている子供自身。

それがミッフィーというものなんだ。

 

私が生まれる前から世界中で愛されていたミッフィー。

そんなミッフィーを地球上に残してくれたお父さんは、

きっと神様が送り給うた使者に違いない。

幸せな子供もそうではない子供も、みんながミッフィーを見て楽しくなる。

一人でも多くの子供が、将来に希望が持てるように。

 

ミッフィーのお父さんが残してくれた愛と優しさは、

これからもずっとずっとこの地球上で生き続けるだろう。

 

 

ミッフィーのお父さん、

どうぞこれからも天国で、

世界中の子供たちをお守り下さいますように。

 

 

 

・・・つづく・・・

 

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