蒔いた種 vol.109

  • 2017.03.04 Saturday
  • 02:32

「JUGEMテーマ:エッセイ

 

昔、お山の大将が蒔いた種が、ぼうぼうに茂っている。

 

(悪いことは必ず明るみに出るんだな・・・。)

 

私は心からそう思った。

 

あのワンマン石原元都知事が、しどろもどろで記者会見に望んでいた。

昔の姿からはとても想像できない弱々しい姿で。

 

「僕だけの責任じゃないですよ。」

 

こんなことを言うためにわざわざ会見を開いたのなら、

昔のお侍さんに失礼だ。

 

「果たし合いに出かける昔の侍の気持ち」

 

なんてことを言いながら、元都知事は記者会見に臨んだのだから。

 

この方が現役の都知事だった頃の剛健ぶりを、

都民の方たちは決して忘れていないだろう。

隣りの県に住む私だって忘れてはいないのだから。

 

あんなに強気だったお山の大将が、現役を退いてから4年半も経ち、

御年85歳になろうとしている今になって、

連日バッシングされるとは夢にも思わなかったことだろう。

 

握りこぶしを振りかざして、周りの人を支配し続けた結果、

自分が何者なのかを見失ってしまった、残念なお侍さん。

言葉を発すれば発するほど、功績だったはずの人生が綻んでしまう。

ご存命の間に、一度でも人に頭を下げることはできるのだろうか。

 

現役都知事時代の、泣く子も黙る勢いはどこ吹く風。

今日の石原慎太郎氏は、言い訳に徹していた。

 

お山の大将は本当に忘れてしまったのだろうか。

自分で蒔いたあの日の種を。

こんなに大きくなったあの日の種は、今がちょうど刈り時なのに。

自分で蒔いた種は、自分で刈る。これが人生というものだ。

 

お侍さんであればなおさらに潔く。

 

 

 

・・・つづく・・・

 

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

 

selected entries

categories

archives

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM