一人でいられる木 vol.129

  • 2017.03.24 Friday
  • 01:48

JUGEMテーマ:エッセイ

 

「私にはおともだちがたーくさんいるの。」

 

という言葉は、私の心に響かない。

ともだちが多いということは大変結構なことではあるけれど、

それは「ともだち」の内容によりけりだ。

何でも話せて、どんな時でも味方でいてくれる、

そんなともだちがたくさんいるのなら、

それは素晴らしいことかもしれない。

 

けれどそういうことを言う人は、

LINEをやり取りするだけ、とか、

時々一緒にランチをするだけの同僚、

またはクラスメートのことを指して、

「おともだち」と言っている場合が多いので、

私はその言葉をあんまり真に受けない。

むしろ言葉の裏側にある、

 

「あのね、私、誰かに寄りかかりたいの。」

 

という心根を感じてしまうから、ついつい後ずさってしまう。

 

いつも誰かがそばにいてくれないと不安な人は、

今にも倒れそうな木と同じ。

たくさんの添え木がないと立っていられないのに、

添え木の負担は理解できない。

もしも添え木が一本倒れたら、すぐに別の添え木を探すだけ。

 

だから私は二度と添え木にはならない。

 

私が惹きつけられるのは、一人でいることを楽しめる人。

一人遊びが上手な人は、一緒にいてもらくちんだから。

自立した人は、深く根の張った真っ直ぐな木と同じ。

誰の力も奪わないから、周りのみんなはイキイキしてる。

日光も雨水も木の実もなんでも、周りのみんなとシェアできるから。

 

だから私も自立した木でいたい。

自立した一本の木。

 

 

 

・・・つづく・・・

 

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

 

selected entries

categories

archives

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM